続・ノアールとかいうお菓子の話
再び話していきたいと思います。ノアールの話。
はい、なんか続いちゃったわ。続ける気は無かったんだけどね。
というのもね、なんとなく買っちゃったのよ。オレオ。
中国産になったと言うから味が落ちたり雑味でも加わったんじゃないかっていう偏見だらけの邪推をしてたってのもあるけど、まぁ久々に食べたかったんです。
あわよくばノアールとの違いでも話せたらなって。
で、ノアール食べてからオレオ食った感想から話すとね・・・
「ぶっちゃけわからん。どっちも美味い。」
いや、結構真面目に考えたのよ?ココア感とかビスケット感とかいろいろ基準考えながら食べたんだけどね・・・
微妙な違いは感じたよ?ノアールの方がなんとなくしっとりしてるとか、ココア感はノアールの方が好みかなとか、オレオはなんか粉っぽいなとか。
でもね?ほんとにどっちも美味いのよ。ほんとに。
なんとなくで今のオレオについて調べてみたから一応話していこうか。
まず、日本でよく聞いていた「ヤマザキナビスコ」はもう無い。あるのはヤマザキビスケット。これがノアールの製造元ね。
じゃあオレオはどうなったかについてなんだけど、そもそもヤマザキナビスコはアメリカの「ナショナル・ビスケット・カンパニー」ってとこと山崎製パンの合弁会社、つまりは共同事業だったのね。日本でオレオを売るために協力しましたって感じ。ちなみにナビスコは「National Biscuit Company」の略称。
んで、ナビスコは今どうなったかというと、モンデリーズ・インターナショナルって会社の子会社になったんだと。
このモンデリーズのブランドには、クロレッツとかキシリトールとかがあるよ。
今のオレオを供給しているのは、このモンデリーズの日本法人であるモンデリーズ・ジャパン。言ってしまえば総本家。オレオを作った会社が日本に供給してるってことね。
なんでヤマザキナビスコを継続させなかったの?って感じだけど、理由は商品製造権などの契約終了が理由らしい。ホントの理由は、オレオが日本で売れるってことが証明されたから自分で売ろうと思ったってことだろうね。実際、オレオは最初から日本でバカ売れしてたわけじゃないっぽいし。
さすがアメリカ企業。利益率重視しすぎていっそ清々しいわ。
ここまでくれば、ノアールとオレオの差が分かりにくい理由は簡単だよね。
オレオを世界で作っていた会社が日本法人を立ち上げ、自社でオレオを販売した。で、オレオを日本で作り続けてきたヤマザキビスケットがオレオを作ってきた工場でノアールを作った。結局どっちもオレオを作ってきてんだね。素人にそうそうわかるわけないね。
それに、工場が中国にあってもオレオはオレオだし。会社は変わってないし。味が変わるわけ無いわな。
そんなわけで、これについてまとめるなら「好きな方を食べろ。食べ比べてもいいよ」ということ。これに尽きる。
オレオよりリッツが好きって人、このオレオの話と全く同じことになってるよ。
ヤマザキビスケットから「ルヴァン プライムスナック」ってやつが出てるから食べてみることをおすすめするよ。おいしいよ。めっちゃリッツだよ。
今回はこの辺で。
ここまでオレオとノアールの話を熱弁してきたけど、一番好きなお菓子は現状ブラックサンダーなんだ。
なんかごめんね。